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卵巣嚢腫摘出術(腹腔鏡) [健康]

終わって帰宅してみればあっという間のような気もしますが・・・長かったなぁ。。

5日間の入院予定が8日間になってしまいました。

術後すぐに言うのもなんですが、再発の可能性は高いので
記録を含めて残しておきたいと思います。


1日目

前日からロコの左目から涙が出てることに気づいていたのですが、
時々あることなのでそのままにして出発。

昼前にダンナ様と一緒に入院手続きを済ませ病室へ。(とりあえずお見送り)

入院中の注意等説明を受ける。

明日の手術に備え、血栓予防靴下の履き方、また、起き上がれるようになるまでは
水分を口にすることができないので寝たままのうがい方法を練習する。

麻酔科の先生から麻酔についての説明を聞く。
(同意書みたいなのを何枚かサインした)

夕食までは読書したりのんびり過ごす。

夕食は酢豚だった。(結構おいしかった♪)

この後、手術翌日までは絶飲食。

夕食食べたばかりなのに浣腸(ひゃー[たらーっ(汗)])

21時消灯(前日の緊張なんてなかったけど21時なんて寝られないっつーの[exclamation])



2日目

6時起床(いつの間にか寝られた・・・笑)

寝起き早々また浣腸[たらーっ(汗)]
ダンナ様に続いて両親が到着。

SN3D0048.jpg

(水分摂取の点滴してるけど元気でした・・・笑)

昼前、そろそろ準備をしてほしいとの連絡。

SN3D0049.jpg

血栓予防の靴下(ひざ下まで)をはく。
ゴムがほとんど効いていない靴下なのですごくきつい!!
術後にはこの上からマッサージ器みたいなのがまかれ、翌朝までマッサージされるらしい。

ついに呼ばれる([揺れるハート])
(手術室ってどんなんだろう) なんて思いながらダンナ様と両親と手術室まで向かう。

やってる本人は寝てる間に終わるわけで、
待ってる方がホントは大変だよね。。

(もし、麻酔事故なんて起きちゃったらこれで最後かぁ) なんて思いついちゃって
ちょっとウルッ[もうやだ~(悲しい顔)]ときたけど、涙が出るほどでもなく(苦笑)

「じゃーねー[わーい(嬉しい顔)]」と手を振って手術室へ向かう。

ながーい廊下を車いすで連れて行かれ、
入った手術室は広い部屋の真ん中に小さなベッドがポツンとひとつ。
(ちっさ!! )

「ベッドに乗ってくださいねー」

(おぉ、ついに初麻酔かぁ~)

「はい、マスクあてますよぉ、吸ってくださーい」

(すー、すー、まだ眠くならないなぁ。。)

「酸素でてまーす」

(いつ眠くなるんだろ。。)

「はい、眠くなる点滴入りまーす」

(点滴のところがじわぁっとするなぁ。。)

(・・・・・・目がとじていくぅぅぅ。。。。 zzzzz )






(白い天井が見える。。待機室ってやつか・・・zzzz)




「板入れまーす」

(・・・板??)

「いちにーの、さんっ」

ドサッ
(・・・・ベッドに移されたんだー)


「看護師:おなか痛かったらこのボタン押してねー」

ボタンを押せば点滴から痛み止めが流れてくるらしい、カチカチと何度も押してみる。
おなか全体にじんわりと痛みがある。。





「ダンナ様:明日も来るからねー」

(何を言ってるんだろ??)

「母:明日も来るからねー」

「来なくていい」

「先生:癒着がひどかったので腸の穴を縫いました」

(・・・・) 
「はい」






朦朧としていたのですが、なんか予定外のことが起きていることがなんとなく分かって
また寝た。

(・・・・ダンナ様だけがいる)


両親が帰って、夜から出張に出かけるはずのダンナ様が隣にいるのが分かり、
「明日もくるから」、「ありがとうね」なんて会話をしたような記憶があるのですが、
あんまり覚えていない(笑)



3日目

夜中、数時間起きに点滴交換。
すんごい尿意で起きる。(でも尿管はいってるから大丈夫だったと思ってるうちにまた寝た)

起床し、背もたれを起してもらうが寝ては目が覚めての繰り返し。
全身麻酔の影響からか咳が出る、なんでこんな時に、と思いながら
おなかを押さえながらの咳。
じっとしていればおなかの痛みはさほど無い。


本来ならば術後翌日から食事がスタートしてかなり自由になるはずでした。

ですが、癒着がとてもひどかったようで、腸に穴があいて縫ったとのこと。
腸を休ませる為にしばらく絶飲食を続け、退院も延期となったのでした。
(ちょっと話が大袈裟な感じになり、ダンナ様も出張を1日延ばしたという訳です)


午前中のうちにまず歩く練習がスタートしたのですが、
ベッドから立った途端、吐き気とふらつきで断念。
おなかの痛みよりこれが辛かった。
(立ってトイレに行くことができなければ尿管もとれないのです)


午後、再度挑戦。看護師さんにつきそわれフラフラとトイレの近くまで行くことができたのですが、
ベッドに戻ってきたところで再び吐き気が。。。

そこで吐き気止めの点滴をプラスしてもらったところなんとか立てたので
尿管がとれたのですが、やはり立つと辛い。。。
血圧の低さ、あとは体質のようです。

吐き気とめまいを我慢しつつレントゲン撮影をする。
(腸の様子を確認するため)



ダンナ様と義弟がお見舞いにやってくる。

SN3D0052.jpg

ダンナ様がスタバのタンブラーに春モデルがあった、と買ってきてくれた。



そこで、ロコの目が腫れて大変なことになってるという話を聞き、
これから病院に行ってから出張に行くとのこと。

(う~ん、ロコ心配だなぁ。。)




4日目

相変わらず絶飲食。点滴はそのままはずれず、ドレーンもそのまま。
咳が出るので痛みをこらえながら咳きをしていた。
歩行は前日に比べたらかなり改善した。

ロコは前日、無事に病院に行って目薬をもらったとメールがはいっていた。


読書やテレビはちょっと辛いので少なめ。

今日はもう一度レントゲン撮影。



5日目

本来なら今日退院の予定だったのになぁ、と思いつつ点滴とドレーンを眺める。
おなかはかなり楽になった。

昨日のレントゲン撮影の内容が順調だったようで、
今日から絶食に変更。水orお茶がOKとなった。
温かいお茶がおいし~♪

 
ちょっと調子が良いのでam/pm(院内売店)まで行ってみる。


エレベータで一緒になったオジサンに声をかけられた。

「アンタも腹切ったのかい?」

「あ、はい(ホントは穴だけどね。。)」

「オレも一昨日、バイパスとステントやってさぁ、痛くて痛くて昨日まで泣いてたよぉ。。」

「あぁ、大変でしたねぇ(心臓でそりゃ、重症だわ・・)」




こんな会話をしつつ買い物から戻ってきましたが、
予想以上に体力が落ちていたのにびっくり!
途中で疲れを感じてしまいました(笑)



6日目

今朝からやっと食事がOKとなりました。
術後からおなかが減って減って・・・常に「ぐぅ~」とおなかがなっていたので食事開始はホントに嬉しかった。

・・・とはいえ最初の食事は流動食

SN3D0053.jpg

おもゆ&味噌汁(具無し) [わーい(嬉しい顔)]

味噌汁はホントにおいしかった~
「いただきます」って手を合わせちゃいました。


SN3D0054.jpg

お昼ごはんからはおかずがついてきました。

ただ、4日間絶飲食の影響は大きく、普段の感覚で食べてしまったので
苦しくなってしまった。(早く気付けばよかった・・・苦笑)

食事が食べられるようになったので水分補給の点滴がとれた。
両手が自由になり楽になった。ドレーンはまだとれない。




ダンナ様が病院にやってきましたが、よくみると手に包帯を巻いている?
話を聞くとロコを病院に連れて行った日に興奮したロコにひっかかれたそう。

それにしては大袈裟だなぁと思っていると
手がまんまるに腫れ上がっている、発熱もあるのだそう。

バイ菌が入ってしまったそうで、出張先でも病院にいったそうです。
(猫ひっかき病っていうのがあるそうですよ)

ロコの目は多分、コナと遊んでいてひっかかれちゃったと思われ、
何もワタシが入院している間にならなくてもなぁ、、と。(ケガに病気に重なり過ぎ!!!)



7日目

通常食になった。痛みは咳の時やちょっとおなかに力を入れて動かなければいけない時。

午前中のうちにドレーンがとれた。

「自由だぁ~[わーい(嬉しい顔)]

やっとシャワーがあびられるぅぅぅ~[ぴかぴか(新しい)]



夕方、先生よりDVD付で今回の手術の説明を受けた。
ワタシのおなかの中の映像を見ながら話を聞く。

卵巣に溜まった血液は無事にとれた。
それよりも腸への癒着がひどかった。

腸に穴があいたことを示すためにパンクテストみたいなことをやったと見せてもらった。
(水に沈めて中から空気をいれてブクブクと泡が出てた)

要するに、ちょっと重症な方だったわけで
通常ならば術後3日目で退院するところを術後3日間、腸を休ませるために絶飲食したと。

チョコレート嚢胞は子宮内膜症の一種
再発の可能性は十分あるわけで、妊娠することで改善するとも言われたのですが、
「予定はありません[グッド(上向き矢印)]っていっときました(笑)」

「退院は明日か、明後日かなぁ」と言われたのですが、
明日にしてもらっちゃいました♪


8日目

ドレーンがとれたことで完全に体の自由が復活。
良く寝られました♪

朝の採血結果でGOが出たので退院決定♪♪

おなかの傷の具合もOK

今まで防水テープが貼ってあったので
ここで初めて自分の傷を確認した。

傷(2センチ弱)はヘソ、ヘソの右、左右の足の付け根に近いおなかの計4つでした。



「あー、やっとウチに帰れる。。」



長い休養だったなぁ、と帰宅したのでした。



SN3D0050.jpg
SN3D0051.jpg

あんまり暇だったので廊下からの景色と病室からの景色を撮ってみました。


















帰宅後2日目

現在のところ、たくさん食べるとおなか張って痛いので
ゴハンはまだちゃんと食べられないですが、
家事もそこそこ始めましたし、買い物にも行きました。

体力が無くすぐに疲れちゃいますが回復に向かってるということで良しとしましょう。

今回はワタシの手術プラス退院の延期、ロコのケガ、ダンナ様の手のケガ、
想定外のことが色々あり、それに絡んで急きょ熊本から義母が来て手伝ってくれたりと、
迷惑をかけてしまいました。。

面倒をみてくださった方々、ありがとうございました[ぴかぴか(新しい)]




そういえば・・・体重が2キロ落ちたんです(笑)





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コメント 10

さっち

ものすごく、大変だったんだね。
おつかれさまでした。
今は、だいぶ元気になったみたいで、安心したよ。

by さっち (2009-03-27 18:26) 

きのっぴ

家族みんなお疲れ様でした!
ともぞうさんも大変だったね。
ゆっくり休養してくださいな!
by きのっぴ (2009-03-27 19:24) 

みどり子

8日間の入院生活お疲れでした。
全麻だったのね(^^;)術の時の麻酔の量ってこんなにつかうの!!って
びっくりしたことあるからそりゃ体にも負担は大きいよね。
ゆっくりと復活して行ってねあ(^^)
ロコちゃんと旦那様もお大事に~♪


by みどり子 (2009-03-27 21:10) 

ひきゃる♪

入院日記・・・・自分の時のことを思い出しちゃったヨ
アタシも闘病日記つけとけば良かったなぁ~でも多過ぎて書ききれないかも(^^;;
自分が調子が悪い時に、自分の周囲にも何らかのトラブルがあったりすると
周りと「繋がってる」んだなぁ~って感じしない?
弱った「気」が自分と繋がってる周りにも影響したんじゃないかナ
自分と繋がりのある人や動物が
自分の弱った「気」を一緒に背負ってくれたんじゃないのかしらん
そんな不思議な繋がりも感じちゃうよね
by ひきゃる♪ (2009-03-27 22:01) 

まおまお

予想以上に大変だったんですね、、、
私も自分の時を思い出してました。
全身麻酔は後からしんどいよって、言いましたけど、
多分実感されたと思います。
お風呂入れなくて、アタマが痒いんだよね。。。
ロコちゃん、大丈夫ですか・・・
ダンナさんも怪我されたりと災難でしたね。
無理せずに、ゆっくりゆっくりと過ごしてください。
by まおまお (2009-03-28 09:40) 

okearai

退院おめでとうございます
周りのみなさんに感謝ですね〜
ゆっくり体調をもどしてください♪ね('-^*)ok
by okearai (2009-03-28 10:30) 

tomo-zou

>さっちさん
ありがとー
でも明日から仕事復帰です(笑)
ちょっと体力に自信が無いですけどぼちぼちやってきます♪

>きのっぴさん
ありがとっ♪
できるだけ家族の負担を避けたかったのですが、
結局めちゃくちゃ迷惑をかけてしまいました。。

>みどり子さん
全麻でしたー、手術室の様子をもう少し色々みたかったけど
いつくるんだー、ってのが先でそこまで見られなかった(笑)
でも負担の大きさはホントにわかったわぁ

>ひきゃる♪さん
うんうん、思った。
特にロコはワタシの入院直前から具合が悪くなったので
なおさら思っちゃった。
ちょっとかわいそうだけどね。。。

>まおまおさん
自分の血圧の低さがネックになったようで、
他の方は術後翌朝から歩行できてるのにワタシは全然ダメでした(笑)

>okearaiさん
ありがとうございます。
あまり迷惑をかけたくなかったのですが、
結局こんなになってしまいました(苦笑)
予定通りにはなかなかいかないものですね。。
by tomo-zou (2009-03-29 08:58) 

たま

がんばりましたね^^
by たま (2009-04-05 09:06) 

ちびたん

はじめまして。私も同じ病院で10月に手術を予定しています(とはいえ、まだ踏ん切りがついていないのですが・・・)

 手術半年前から注射による治療を始めたという事ですが、副作用は酷くなかったんですか?(私は3ヶ月前からはじめると言われています。私の場合は、チョコと子宮腺筋症を併発しているんですけど・・)

オペごの体調はいかがですか?あと、手術後も同じように注射で生理をとめたりしないんですか???

スイマセン。。。副作用が酷くて仕事できなかったらどうしようとか、術後障害が出たらどうしようかと不安で・・・。しかも、大学病院では仕方の無いことかも知れませんが、先生にもいまひとつ・・・。って所も有りまして。勿論腕はぴか一だとは思いますが・・・。

そんなわけで、本当は仕事の都合で手術を来年の1月に延期して欲しいと思っているのですが「無理です」と一喝されそうとか・・・。

でも、色々読ませていただいて少し不安が取れました♪
by ちびたん (2009-05-11 14:22) 

Latonya

素晴らしい投稿!我々は特にこれにリンクしている
私たちのウェブサイト上の素晴らしい投稿。良い執筆を続けてください。
by Latonya (2018-03-07 01:40) 

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